落語教育委員会

なかのZEROホール。
5月17日に喜多八さんが亡くなって、それから初めての教育委員会
私が最後に喜多八さんを拝見したのは、5月2日の鈴本になってしまった。その時は池袋の中席にも出演予定だったから、次は池袋で見るつもりでいた。でも体調が悪くなったのか池袋は休演になり、とはいえまた昨年末の時のように点滴打って栄養つけて戻ってきてくれるんだろうと思っていた。夏の独演会のチケットはもう買ってあったし。喜多八さん自身も「足が悪いだけで体は元気」って言ってたし。まさかこんなに急だとは思いもしなかった。
落語教育委員会、しんみりした悲しい感じだったら辛いなと思ったけど、いつも通り楽しくいっぱい笑えてよかった。
・ろべえ 「唖の釣」
このネタは前半部分は好きなんだけど、後半に入るといつも気持ちが引いてしまう。何か苦手。でも今日のろべえさんは良かった。与太郎さんが素直でかわいい。
・歌武蔵 「五人廻し」
歌武蔵さんはいつもやさしい。心遣いがあたたかい。「五人廻し」は前に喜多八さんのを聴いたことあるけど、今回ので、よりしっかりと話が頭に入ってきた気がする。
・扇遊 「夢の酒」
オープニングのコントにも参加。会場に行くまで今日がどんな内容になるのか知らなかったので、代演が扇遊さんだという掲示を見てうれしかった。
喬太郎 「純情日記 横浜編」
扇遊さんがまくらで喜多八さんのことを「四十九日もまだだから今日はきっと客席から見てるはず」と言ったのを受けて、喬太郎さんは「もう先に呑みに行ってると思う」。
純情日記、まさか今日聴けるとは思わなかった。
落語を終えた喬太郎さんが座布団をひっくり返すと、喜多八さんの出囃子がかかって緞帳が下りてきた。