上方落語の会

上方落語を聴きに、横浜にぎわい座へ行った。

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染吉 「河豚鍋」 
舞台には見台と膝隠しが置かれていて、ことばも「ちりとてちん」に出てくる落語そのままだったので、ドラマを思い出して気分が盛り上がった。掛け合いのテンポが心地良い。うまいなー。
由瓶 「うなぎ屋」 
同じ関西弁でも、染吉さんとはまたちがうもっと親しげな感じのする関西弁。汗だくだった。終わったあと、座布団返しに来た染吉さんが床を手ぬぐいで拭いてたくらいの汗びっしょり。
九雀 「淀の鯉」 
米朝さんが60数年前に作ったという創作落語。すごく面白かった。船上で宴会を開くことにした旦那が、船嫌いの料理人を何とかして船に乗せようと幇間に依頼する……というほのぼのしたストーリーなんだけど、後半いきなり主人公が変わる。新作らしい突拍子もない展開に、ハメモノがたくさん入るのも楽しい。九雀さんはわりと頻繁に東京に来てるみたいだからまた聴きに行ってみたい。
文福 「同窓会」 
今日は、この人を見たくてチケットを買った。昨年の夏にNHKの落語番組で見て以来ずっと機会を待っていて、ようやく見に行けた。お客さんを喜ばせることに徹する、サービス精神がすごい。次に出た福団治さんからは「宴会芸」と言われていた。確かに。自分はこういうベタなのが好きなんだな…と改めて思った。誰も傷つけず、嫌な気持ちにさせず、カラッと明るく笑える。
福団治 「南瓜屋政談」 
福団治さんは以前、BS11の芸賓館で見たことあるんだった。その時やっていた「薮入り」は、しみじみとしてとてもよかった。南瓜屋もいいはなし。気持ちよく帰れる。
お客さんが少なくて寂しかったけど、出演者は5人ともおもしろくて魅力的な会だった。